『日本の名著』
☆☆☆
中央公論社
『放屁論』☆☆☆
両国に自由自在に屁をこく男が見せ物をやっている。屁というのは実に何の役にも立たないものだが、それで歌から物語までこなすのだからすごい、という短編(^_^;)
三百年くらい昔の、江戸時代中期の小説が普通に読める、というのが凄いなぁ…。(もちろん草書体の原本なら不可能で、活字になってるからこそだが…)
『放屁論後編』☆☆☆
こちらは続編のようなタイトルだが、内容は全くの別物と言って良く、自分(平賀源内)の半生と(文章的にも、フィクション入ってそうだが)、エレキテルの凄さを解説(自慢)した長めのエッセイ。