2011-08-12 ■ アメリカに対して宣戦布告したかと思えば、攻撃態勢に入った30機のヘリ部隊に対して白旗を揚げる。戦争の手続きそのものを嗤うかのような海江田の戦術。 そして大統領の攻撃中止命令が間に合わず、発射されたミサイルが迫るに至って、2つめの大きなクライマックスが訪れる。飛来中に述べる海江田の独白はちょっと芝居っ気がすぎる気もしないでもないが、クライマックスだからしかたあるまい。沈黙の艦隊 (26) (モーニングKC (414))かわぐち かいじ 講談社 1995-06