思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

その後のブラックマヨネーズ

M-1グランプリで優勝したブラックマヨネーズ
年末・年始の漫才番組で2つほどネタを見たが、
出てきたときの観客の反応も、ネタのキレもいまひとつ…。
もしかしてM−1史上初の、優勝したのに売れないコンビになるかもしれない。
M-1の権威にも揺らぎが出るかも…。
なんか勢いだけで持って行った、という感じだし。
やっぱり続けて出ている笑い飯麒麟のほうがコンスタントに売れるだろうなぁ…。

なによりも、いちばん「あれ?」と思ったのが、
「○○というやり方な。……でもな〜」
というおきまりのフレーズの、「でもな〜」がなくなっていたこと。
これを抜いたら面白さも半減やんっ!?
言い方が子供っぽいと思ったのかもしれないが、間違いです。
これを続けていけば大木こだま・ひびきみたいに定着するだろうに…。
「チッチキ〜」は例外。あれは俗っぽくて嫌い。

考えたらこだま・ひびきはギャグ直前のお決まりのフレーズをたくさんもってるなぁ。
「わざわざ来てくれんでもよかったんや。電話してくれたら家まで行くがな」
「ボケとんねや〜」
「わからへん〜」
「そらアホやで〜」
「そんなやつおらへんやろ〜」
「○○の話あんねんけど、聞く〜?」
「往生しまっせ〜」
「夢みたいやな」「夢やがな〜」
「そんなこと言われたら、あせるな〜おい」
などなど…。
ほんと凄い。
逆に言えば型にはまったというか、
今流行の、ピン芸人がやってるような“形”を作ってしまっている、
というように言えるかもしれない。