『一汁一菜でよい、という提案』
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毎日ご飯を「何食べようか…」(何作ろうか、ではなく)と迷う私にとって、正に目からウロコが落ちるような一冊。
改めて考えれば、要は『粗食のススメ』なのだが、あくまでも作る人の目線(自分で作るという目線でもある)で書かれているのが特徴。
主張じたいはチラシで十分収まる内容だが、それだけではなく、日本文化的な裏付け、要するに「古き良き日本の再認識」が綴られている。
「歴史上、味噌に関わる食中毒の報告例は1件もありません」
一汁一菜でよいという提案 土井 善晴 グラフィック社 2016-10-07 |