2006-12-01 『将棋殺人事件』読了 読書 確かに解説にあるように、殺人・捜査・推理という定番の構成から外れているので、ちょっと読みにくい部分もあるし、将棋の蘊蓄(衒学)も鬱陶しい部分がなくもないし、真相も、現在となっては類似作品がたくさん書かれているのでインパクトはそれほどないのだが、当時は面白いものだったと思われる。 とはいえ、現代でもミステリマニアの琴線に触れる部分があるので、読んで損はないだろう。 すくなくとも詰将棋に詳しくなることは間違いない(^_^;) 指将棋について知りたいなら本岡類を読め!(^_^;)