う〜ん。そんな大ベストセラーになるほどオモロイか〜〜??
キリスト教、教会が隠蔽しようとした事実、という下巻冒頭の歴史ミステリ的部分は高田崇史みたいで面白かったが、あとはよくあるハードボイルドというか謀略小説に比べて突出しているとは思えない。
逢坂剛とか。
これがキリスト教版なら、日本版の高橋克彦『竜の柩』&『新・竜の柩』のほうがよっぽど面白い。
まあ、馴染みの問題も大きいんだろうけどね。
常識としてしみこんでいればいるほど、反転のショックが大きくなるだろうから。
すくなくとも、キリスト教とユダヤ教の違いも分からないようなミーハーの人が読んで面白いとは思えないけどなぁ…。
というより、買って読了してない人が結構いるんじゃなかろうか?
私は上下それぞれ3時間弱で読めたけどね。