思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

仮面ライダー響鬼(31)

第31話「超える父」
ネット上でさんざん酷評されていた井上脚本の後編。あれだけ言われてると、私も批判的にしか見られなくなってしまう…。ということで今回はツッコミ・バージョン。
明日夢が京介にマカモーたちのことを内緒にするように言うが、とってつけたようだ。京介も何も訊こうとしないし。
ライダーとして現れたのに、なぜ響鬼が京介にはおっさんだと分かったのか?また、あれだけで父を連想するのは無理がある。トラウマになってたとしても。
で、明日夢に父や響鬼との関係をしつこく訊いたりというのは、ちょっと(頭が)おかしい感じ。父に会いに行け、なんておせっかいもいいところだ(直接には言ってないが)。
明日夢が父に会いに行くが、ことごとくすれ違いで会えない、というのは半分ギャグとして面白いが、病院に担ぎ込まれたと思ったら、普通に家族と外食してたりと、ちょっとおかしい感じも…。明日夢が、父(片岡)が作りかけだった隣人家の犬小屋を作る意味もよく分からんし…。
バイクで出かけた響鬼を、京介がタクシーを拾って追うが、状況的にまず追跡はできないと思うぞ。緊急事態だから響鬼は飛ばすと思うし。そんな近場なのか?
ラストは、京介が「響鬼を自分のものにしてみせる」とうそぶくところで終わり。まとめてみると、京介なんてキャラが『響鬼』に必要か?とは言いたくなる。猛士のたくさんのキャラクターもまだまだ描けるし、敵の正体もまだはっきりしていないのだ。明日夢をさしおいて響鬼の弟子を志願する、というキャラならまだ分からなくもないが…。