思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『聖闘士星矢G(6)』

めった斬りレビューとなるためにアマゾンに載せるのは控えました(^^;)

4253231160聖闘士星矢EPISODE・G 6 (6)
車田 正美 岡田 芽武

秋田書店 2005-04-20
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ストーリーは車田マンガそのもののバトルシーンと技のインフレの繰り返しなので、今回は岡田芽武マンガとしての分析なぞしてみたい。

なぜこれだけ描き込み緻密で大ゴマばかりなのに見づらいのか。それは構図の取り方がヘタなのだ。あとは絵としての取捨選択=何を強調してどこを省略するか、が巧くない。

今回はレイアウトを中心に見たのだが、キメなければいけないコマでもトリミングを間違ったような居心地の悪さがある。線が少なくはないが、すっきりした線で空間を表現した『封神演義』と比べてみるとその差は歴然。

好きで描いてるのかもしれないが、あれだけの線を引く労力を無駄遣いしている。
もったいないと思う。