今回はウミガメの前編。産卵から誕生まで。
『呪い亀』を読んだ後だったので丁度いいタイミング(?)。
60センチも穴を掘るのだが、その方法もたんに足でかきあさっているのではなく、
手で砂をシャベルのようにちゃんと掘っているのには驚いた。
ウミガメの産卵の代名詞といえる“涙”の謎もちゃんと解明。
あれは海中でも常時出している塩水で、
補食する際に呑んでしまう海水の塩分が、
浸透圧によって細胞の水を奪ってしまうのを防ぐために
目から濃縮して放出しているものらしい。
いわば尿といってもいいかもしれない(私の予想が当たった)。