思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

キル・チーム

☆☆☆

実話を元にした話ということで、『アウトポスト』に近いが、内容は『閉ざされた森』的な雰囲気もある。
最初は、中東の某国に派遣されて米陸軍の部隊の若者の目線で、テロの実情を描く。少しでも実情を知る人ならご存知のように、善良そうな一般市民だけでなく、一見純真な子供や、老人までもが爆弾を抱えて、実際に自爆テロをする。
それに対抗するため、米兵チームは、どこからか入手したロシア製の手榴弾や銃器を使って、怪しいと見た(一方的に決めつけた)人を殺害し、証拠をでっちあげていた。
それに気づいたピュアな主人公は、外部に告発すべきか、そして上官から冤罪殺人を命じられた時に従うべきか、思い悩む。
ライフルは本物に見えるし、スラットアーマー付きのストライカーも割と映るので、ミリオタにも満足行くもの。