思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『任侠東海道』☆☆☆★

東映オールスター時代劇。いわゆる清水次郎長を主役にしていて、『任侠清水港』とは、シリーズ物なのかと思いきや、微妙に配役が違ったりする。
主役級の人が6から10人くらい出ていて、みんな競い合うように顔芸を頑張っていて、斬られたザコたちも過剰に顔を歪めているのが、面白いというか、くどすぎて胸焼けするというか(^_^;)
物語は、歌舞伎的な任侠・人情話が3つくらい組み合わさった感じ(歌舞伎には無知なので、あくまでもイメージ)。
主役と言っていい清水次郎長がラストバトルに参加しない、というのが面白い展開だった。
劇伴は、私的な感覚では当時としては珍しく、メロディアスで重厚感はあまりなく、軽快な曲が割と多めに流れる。