『警視庁物語 逃亡五分前』☆☆☆
タクシー運転手連続強盗殺人事件を追う刑事たちの物語。
スタッフ、キャストの誰一人知っている人はいなかった(^_^;)が、いわゆるミステリーなので、どんなヘタクソが作っても、それなりに興味を引くものはできる。
本作も、特筆すべきものはないのだが、当時の風俗を伺うことができるのが面白かった。散髪屋で、散髪前に服を脱いで、理容中にクリーニングをやってくれてたり(当時はそれが普通だったのか、現在でも高級店ではそんなサービスがあるのか?)。貸本屋のおばちゃんが銃の密売をやってたり。
「逃亡五分前」にほとんど意味がないのもお約束? シリーズの中の1つかな?
1時間と、テレビドラマ並みに短いので、まさしく『火曜サスペンス劇場』とかテレ朝の刑事ドラマのノリで見られる。
1956年 日本