『2度目の会話が続きません』野口敬
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サンクチュアリ出版
「意識的に映像を思い浮かべる練習をしていないと、自分に興味のない話、知識のない話の場合には映像化していないことが多いのです。だから、話にリアリティが持てず、余計に興味が持てなくなってしまいます。
自分に知識のない話の場合には、近いものを想像するようにしてください。」
「ポイントは、語尾を「ねぇ」と伸ばすことです。こうすると語尾に感情が乗りやすくなり、相手のイメージを刺激する効果があります。さらに、「ゆっくり考えて」という気持ちも伝わるので、相手も想像力を働かせるゆとりが持てるのです。」
「会話を覚えておくコツは、できるだけ相手の話を映像化して、自分の感情とつなげながら聞くことです。」
「趣味の話なども大切ですが、仕事で会う方の場合には、相手が今何に力を注いでいるか、どんな課題を持っているかということを話題にした方が話は深まりやすい」
「○○さんも準備がたいへんでしょう」と、会話の主役を相手にしてみましょう。会話は一気に深まります。」
「怒りは感じること、認めることだけでいいのです。人に怒りをぶつける必要はありません。」
「人に興味がわかないのは、「ものごと」に焦点をあてて話を聞いているからです。(略)これからは、その話を想像しながら聞き、相手や他の登場人物が感じていそうな気持ちに焦点をあててみてください。」
「人に好かれる話題って、どんなものだと思いますか?
それは「カッコ悪いエピソード」です。」
「「いちばん楽しいときって、どんなときですか?」
こうすると、「趣味は何?」と聞くより、楽しい瞬間を思い出しやすくなります。」