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大日本絵画
前作『ペズンの反乱編』の次なので、比較的最近の本誌作例を集めたもの、かと思いきや、それ以前の物も収録されていた。
数々のモデラーのみならず、世界中の軍関係者にも影響を与えた（単なる正確な情報に基づくシミュレーションの結果、現実を正確に言い当てた）デジタル迷彩の初出であるヌーベル・ジム３の収録は納得だが、MGガンダムマーク２改造のバーザムは、センチネル版をアップデートしたという触れ込みの、アレンジなので、かなり微妙。HGUCバーザムをベースにした改造マニュアルは本書出版以降だったっけ？？
新規作例は１つだけ、しかもリペイントなので「プラス」とはつかなかったが、本書の目玉と言って過言ではないのが、ディープ・ストライカーのパーツを組み込んだMG ExーSのリファインカラーだ。ディープ・ストライカーとこれは、雑誌掲載時の倍くらいの大きさ、数のアップ写真が掲載されており、見応え十分。
ただ、MG ExーSの雑誌掲載時の白ギドラカラーは、ごく小さく掲載されているのみ。こちらの塗り分けも素晴らしく、是非とも大きなサイズで見たかった。Gクルーザーモードでのキングギドラ状態も掲載されていなかったので、本書に期待していたのに、当然未掲載。ただ、キャプションをよく読むと、非変形モデルらしかったので、こちらは無理な注文だったか。
