『争わない「生き方」 自分は自分 人は人』和田秀樹
☆☆☆
新潮社ワイド新書
ひとことで言えば、マイペースの進め。
そのくせ、最後には「威圧的な態度の人にも、臆せず話し合って見よう」というのがかなりの飛躍があるのでついていけない。むしろ、その間をこそ、丁寧に説明する必要があると思うのだが。それ以外のところは誰でもわかっていることとまでは言わないが、十分の1で済む内容でしょ?
「その場の勝ち負けにさえこだわらなければ
「退く」
「加わらない」
「レベルを下げる」
「代案を考える」
「返事を保留する」
「助けを求める」
……そういった現状打開の手を打つことができるのです。」