作者のホラーには当たり外れ(向き不向き、好みが別れる)があるが、これは外れだったな。
『お籠もりの家』☆☆★
ある意味、成人の儀式的に、田舎の一軒家で一週間、老婆と一緒に過ごす際に忍び寄る怪異。
『予告画』☆☆★
予知の一種として、子供が無意識に描いた絵の通り、数日後に死を迎える。そんな絵を続けて描く子供を担任に持った先生のお話。
『某施設の夜警』☆☆★
これまたど田舎にある宗教施設にあるテーマパーク的なところでの一週間の夜警中に起こった怪異。田舎ならではの真っ暗闇をイメージできるかどうかが、本作を楽しめるかどうかの分かれ目。
『よびにくるもの』☆☆★
家の呼び鈴を鳴らすが、出てみると誰もいない。ところが、身近な人が亡くなる。
『逢魔宿り』☆☆★
毎日行く公園の小屋で雨宿り中に、聞いた怪談。