出雲から京都市内にある元出雲へ。
このシリーズは、殺人事件じたいは毎回解決するものの、ムチャ乱暴極まりない。逆に歴史の謎はワンステップずつ作者の説に近づいている。
これ、現代の殺人なんていらんから、一冊にまとめて!(´Д`)/
最初しか描写されないので、キャラの性別がイマイチ区別できないのはちと問題か。でも、作者の歴史ミステリーにおいては登場人物はコマ以下だから、何の問題もないけど。
以下、備忘録的ネタバレ(上記の構造だから、忘れるのよ(´Д`))
本作では、出雲と伊勢、天照大神と猿田彦と八咫烏、などの対比が語られるが、結論は『天皇家の祖先は天照大神ではなく、彼らが天照を追放した』というものだ。