☆☆☆★
第二部ラスト。？ いつ２部になったん？ と思ったが、映画のコミカライズから？
魔界の人間らしきキャラは、区別がつきづらく、どちらも長髪で、シルエットが同じだし、女だと思ってたら、片方は男なんだと、この巻の途中で知った(^^;)（前巻は読んでないけど）
妖魔の描線もメリハリがあるし、構図も演出意図に沿ったもの（ある意味、当たり前なんだけど）で、普通に面白い。
本巻で描きたいのは、要するに香津美の恋人ロイを妖魔が殺す、ということ。その内容だけで言えば20ページもあれば充分なところを、延々１巻かけてやってるのは、引っ張りとも言えるし、クライマックスのタメ、ともどちらとも言える。
先に次の巻をチラッと読んだので、香津美が悪オチするのは知っていて、その為の「追い込み」であることは充分理解できるが。
まあ、そこまでタメてからのベッドシーンで、作者はうるし原氏よろしく、それが描きたかっただけのような気もするが(^^;)
