『ビザンチウム』
☆☆☆★
吸血鬼もの、という以外に事前知識なしで観た。
英語だが、いかにもヨーロッパ映画っぽいなぁ・・・と思っていたら、イギリス・アイルランド映画だった。
世間的には妹ということにしている娘を養うために、風俗業でなんとか数百年を生き延びてきた母娘の話。
ファンタジー設定を除けば、いかにもヨーロッパ映画的なシングルマザーもの、と言えなくもない。
逆に言えば、ベースとなる物語は、地に足がついた堅実な(ベタな)もの、と言えなくもない。
なんと言っても照明・撮影がうまく、1カット1カットが考え抜かれており、早送りさせない魅力がある。
(書きかけ)