☆☆☆★
再見。35年ぶりくらい……?(^^;)
改めて観ると、いかに今のテレビシリーズの作画レベルが上がったかと驚かされる。逆に、当時はテレビと映画の作画の差があまりなかったんだなぁ……とも。
まず、脚本的に、ある一点を除いて整合性がきっちり取れているのに感心した(宇多丸師匠的なフレーズだなぁ……)。巨大ロボの組み立てに、場所がないこら鏡の世界に行き、鉄人兵団が攻めて来るので、鏡の世界におびき寄せる、そしてやまびこなんとかで自動迎撃させる、または即席落とし穴をタコツボにする、という戦略などだ。起死回生の策として、ロボットを作った創始者をタイムマシンで説得する、というのもSFらしくて良い。
SFは絵だ、というが、ビジュアル的にも、湖に鏡世界への液を垂らすシーンや、そこへ鉄人兵団が飛び込む/飛び出るシーンだ。
以下、ネタバレ
先に書いた、脚本上の致命的な欠陥。それはロボットであるリルルがコンピュータを操作することだ。それによってロボットがいなくなるなら、じゃあそれをしたのは誰だ? ということになる。そこは、創始者と静香ちゃんが頑張るべきでしょ?