思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『パルプ・フィクション』



☆☆☆★

80年代かと思うくらい古臭い画面だが、94年だとか(´Д`)
脚本の厚さが普通の映画の倍くらいあるんじゃないかと、どうでもいい心配をしてしまうくらい、どうでもいい会話が延々と続く。
それでも早送りせずに観てしまう理由は二つある。1つは、凝ったカメラワーク。
もう一つは、町山さんの解説を聞いて分かったのだが、全般あちこちの映画の引用(オマージュ)で成り立っていることによる、面白さが保証されていることだろう。これさ、「『トップをねらえ!』にオリジナルなし」という合言葉で作られた同作と全く同じかも知れない。
好きか嫌いか、と言われたら、好きではないが(^^;)