思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『グレムリン2』

☆☆☆★

三十年ぶりくらいに再見。高橋ヨシキ氏のエンドロールに触れた発言が、気になって(そんなこと全く覚えてなかったので)見直して見た。
本作を一言で言えば、グレムリンが大量発生して、ビルが大パニック。テーマもクソもなく、色々なへんなデザインのグレムリンと、あちこちで起こる混乱を楽しむバカ(ドタバタ、ブラックユーモア)映画。最近観た中では『フリークス』とか、見ながら脳裏に浮かんだのは、何故か『E T』&『ロボコップ』だった(^^;)典型的なポップコーン・ムービー。
ストップモーションらしい数・尺ともに大量のグレムリンのアニメはお疲れ様としか言いようがないが、それを除けば、映画史的に観る意味。みたいなのはない。
確かにタイトルとエンドロールで、黒いドナルドダックみたいなのが、メタなツッコミを入れる。ちょうど『レゴ・バットマン』のナレーションみたいな。ただ、主人公のモノローグ的な意味があるあちらと違って、こちらはほぼ登場人物とは無関係なのが難点か。