『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』
☆☆☆☆
土曜日の午後、っていうのに、半分くらいの入り。大丈夫か?(´д`)
いくら他に4DXと吹替が併映とはいえ・・・。
予告編以外の情報はほぼシャットアウトして、当然Twitterも見ずに挑んだ。
今回の感想も、まだ他人の評価・感想を見聞する前。
予想では、エピソード6を踏襲した内容になるんじゃないかと思っていた。エピ3が2を踏まえて軌道修正したように・・・。
で、結果。
1200円分は楽しめた。まんま、ファンが作りました、という感じ。
とはいえ、中盤の砂漠のチェイスシーンとかまでは7を延長した巧いアップデート、という感じで高評価だった。
劇伴では、要所要所に入る、レイのテーマが流れるたびに、7の貧乏なスカベンジャー時代を想起して感無量になった。
とにかく、執拗なまでにエピソード1からの伏線回収という名のオマージュに勤めた映画、という印象。
フォースのインフレも気にはなったが、これまたラストからの逆算、と考えると許せるかも。
予告編にも出ていた嵐の海の上でのレイとレンの対決。
水滴がライトセーバーにかかってジュウジュウ蒸発する、という描写が欲しかったなぁ・・・(´д`) あとは、フォースで波を止める、とか。
以下、若干ネタバレ
予想以上に4~6を意識した内容で、いわゆるオヤジ接待満載。まんまの場所や動き、構図などが頻出。
特訓シーンとかは良い方向に作用していたと思ったが、皇帝関連が、ファンが作った小説とか二次創作みたいで、縮小再生産方向に陥っている感じ。
思い切ったな、と思ったのが、評判が一部で最悪だった8をなかった事にしている事。
スノークを殺したことくらいだけ知っていれば何の問題もない。
下手したら初見の人は7の後に観ても良いくらい。
レンは、せっかく壊れたヘルメットを直すなら、ダース・ベイダーっぽく近づけるのかと思ったが。
個人的にオヤジ接待でやられたのがルークのXウィング関連のシーン。
まんま5をオマージュした水中からの浮上シーンはニヤニヤしながら、ラストにレイがXウィングで帰還したシーンではついに涙腺が・・・(;_;)
あとは、4でのポリコレを解消した、チューイへのメダルにも、うるっときそうになった。(1番のマニアックなポイントかも)
細かいところでは、日本のファンなら誰もが突っ込んだところだと思うが、予告でも使われていた、砂漠でレイがタイ・インターセプターに対するシーンのその後。
「石川五右衛門かっ!?」