『グラフをつくる前に読む本』松本健太郎
☆☆☆★
技術評論社
棒グラフ、折れ線で、円グラフ、レーダーチャート、ヒートマップ、散布図について、それぞれの特徴的と誰が発明したのかまで解説した本。
確かに、どんな時に、どんなグラフを使えばいいのかは、学校では習わなかった。
基本としては勉強になるのだが、使用しよう気になる点も。
ひとつ挙げるなら、おまけ的に「日教組が強い県は学力が低い」発言についての分析。組織率の低下をデータに取り上げているのだが、どう考えても、組織率そのものを取り上げるべきでたろう。
ま、そのへんは分析の問題なのでおいておくとして、社会人の基礎知識として読んでおいて損はない1冊。ただし、類書でもいいかも。