思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

映画
『バタリオン ソ連婦人決死隊VSドイツ軍』
☆☆☆★

どうしでもゾンビ映画バタリアン』を連想してしまうので、こういう作品こそ、『乙女たちの戦場』みたいな邦題をつけるべきだろう。字幕なので、本当に原語でも「バタリオン」と言っているのが分かるから、この邦題でも間違いではないのだが……。
前に観た女性スナイパー映画とはちがって、部隊全員が丸坊主で『GIジェーン』みたい。
内容は、はっきり言って良くも悪くも、ハリウッド映画によくある軍隊ものという感じ。男たちのソ連兵士があり得ないくらいやる気がなく、上層部も承知、というのが凄い(^_^;)これはリアルなのか、主人公たちを引き立たせるフィクションなのか、よく分からないが……。
隊長がブーちゃんなのは、ロシア女性は中年になるとこうなる、というステレオタイプ? キャラじたいは悪くないのだが……。同じく兵士役にもブーちゃんがいるのだが、的もデカイし、真っ先に死にそうなこういうのこそ死なないんだよなぁ……( ´Д`)
肉体欠損は一ヶ所くらいだが、ナイフを刺したり、首を絞めたりする描写は妙にリアル(^_^;)
銃器マニアなら、発砲後の銃口奥に炎が見えたのに「おっ」と思うのでは?
兵士・軍隊青春ものが好きならオススメできる。