思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『ビット・プレイヤー』グレッグ・イーガン
☆☆☆★
ハヤカワ文庫SF

SF的な脚色は、これでもか!というくらいなされているが、ストーリーそのものは、素朴な人間関係を描いたものばかりの中・短編集。
だから分かりやすい、とも言えるが、純粋に科学(形而上)の因果関係だけで進んで行く、イーガンらしい純粋ハードSFが読みたかったなぁ……。