思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

未知との遭遇
☆★
スピルバーグ印の名作…とされているが、どこが面白いのかなぁ…。ダメな父親が、真面目を発揮するが、そこは家族や人類ではなく、異星人にたいしてだった…というもの。
高橋克彦も書いていたが、「ムー」案件というか、超常現象ネタばかり集めたもの。バミューダに、タイムスリップ、UFOに宇宙人(^_^;)
一番引っかかったのは、主人公がエイリアンのビジョンを立体化しようと悪戦苦闘するところ。普通に粘土で作ればいいやん(´д`)あんなゴミやら隣人の所有物を借りたりする必要は全くない。家族(なかんずく妻)に愛想を尽かされるためにやっているのがあざとすぎ。
エイリアンの造形や宇宙船も、もちろん現在の目で見ればだが、自主制作映画レベルである。まあ、当時はそれなりにインパクトがあったんだろうなぁ…。『竹取物語』で丸パクリしたかったくらいだから。