思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

島本和彦本』
☆☆☆★

少し前は『熱血時代』を始め、島本先生のムックがいろいろ出ていたので、出版当時は「今さら……」という感じだったが、改めて読むと、類似書との重複を避けて作られている。
ロングインタビューも面白いが、中でもラジオ『マンガチックに行こう!』の文字起こしが2回ぶんも収録されていること。
同人誌購入を見送った(『炎の転校生』を内容そのまま絵だけ描き直したものだとおもったんだもん……(^_^;))『必殺の転校生』が面白かった。まあ、文字ばかりで数少ないマンガだから、って要因は大きいけど。
20年前くらいの文庫で読んだけど、『炎の転校生』の面白さは分からないんだよなぁ……(^_^;)


レクリエイターズ(4)』
☆☆☆☆
いよいよ『デスノート』っぽくなってきたなぁ……。これは良い意味で。
嘘も含めて会話の応酬で繰り広げられられる物語になってきたのだ。もちろん、絵が巧いことも共通している。主人公も、単なる巻き込まれ型ではなく、トラウマか元凶らしい。『仮面ライダー龍騎 劇場版エピソードファイナル』みたいで、期待したい。