藤沢久美『最高のリーダーは何もしない 内向型人間が最強のチームをつくる!』を読む
著者が、ラジオ番組で会社の社長たちにインタビューした中で感じたことをまとめたものなので、薄味というか、メッセージ力が弱いのが難点。
印象に残ったところ
「「レストランひらまつ」をはじめとした多数のレストランを展開する(略)平松さんは、ビジョンを「語る」だけでなく、それを自ら「実践」し続けているリーダーです。「いま目の前にいる人を幸せにする」というのは、頭で考えて出てきたものではなく、ご自身の「生き方」そのものなのです。」
「これからのリーダーが語るべき「成果」とは、売上・利益や昇進・昇給ではなく、仕事の先にある「社会への貢献」です。つまり、仕事というものが、上司から与えられるものではなく、他者に貢献するためのものへ、「会社のためにやらされること」から「社会に対して関わること」へと変わってきたとも言えるでしょう。」