『遠すぎた橋』
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遠すぎた橋 [Blu-ray] 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2017-08-02 |
矢部輝夫『奇跡の職場 新幹線清掃チームの“働く誇り”』を読む
印象に残ったところ
「仕事に対してやる気を出してもらうために私が考えたのは、現場で働く人に仕事への「誇り」と「生きがい」を持ってもらうこと。」
「現場スタッフの能力は高くまじめで、仕事にも真剣に取り組んでいた(略)。その取り組みが現場の活気につながっていない。(略)スタッフのがんばりがきちんと評価されていないのは、会社のマネジメントが悪いのでは……」
「「とんでもないこと」を言い出すスタッフもいないわけではありません。(略)そんなときに(略)頭から否定してしまったのでは何も生み出せません。本人は良かれと思って発言したわけですから、否定されたことでモチベーションも低くなってしまう可能性があります。 そうではなく、「なるほど、おもしろいな。できるかどうか約束はできないが、どうしたら実現するか一緒に考えていこう」と反応すれば、そこには前向きな空気が生まれます。(略)どんなときにも、画期的なアイデアや改革は、絶対多数から反対されるような「とんでもない話」から生まれるものなのですから。」
「経営者と従業員との間であれば、経営者の「あたたかさ」を従業員に伝えることにあると思っています。「思いやり」「おもてなし」もお客様に対してだけでなく、従業員に対しても同様の考えで臨むべきなのではないでしょうか。」