思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『デルタフォース2』
☆☆☆★

三宅隆太監督オススメのチャック・ノリス映画。典型的なB級アクションである。要するに、ちょっと前の香港映画とか、ランボー、『エクスペンダブルズ』みたいなもの。80年代テイストである。
まあ、それ以上でもそれ以下でもない。
当時なら、暇潰しに映画館に入って、「面白かったね」というだけで終わってしまうような類い。そもそも映画なんてそんなものかもしれない……などと、逆に深く考えそうになったり(^_^;)
悪党が落っこちてそのまま終わるラストはすっきりしててよい。

Delta Force 2: The Colombian Connection [DVD]Delta Force 2: The Colombian Connection [DVD]
Avi Kleinberger

MGM 2000-10-23


宇宙戦艦ヤマト(1)』
☆☆☆★

1巻となっているが、実は完結している。ファーストのテレビ版(のダイジェスト)としては、だ。
第1話を重点的に拾い、後半へ行くほどカットが増える。ガミラス星での最終決戦すら省略したのには驚いたが……。そのくせ、デスラー残党バトルはまともに描いていたり……。
デスラー砲が波動砲だと書かれているのは新発見。というか、ガミラスにも波動エンジンがあるほうが自然だ。
脳内でアニメのタイミングを補完してやれば、現代の目で見ても普通に楽しめる。
メカの作画はけっこうばらつきがある。P91のヤマト、そしてP176のコスモゼロはメチャクチャ格好いい!
新説という意味では、ファンサービス意外の無意味がないと思われた、ハーロックの正体が古代守ではないか、というのも驚いた。

宇宙戦艦ヤマト (第1巻) (Sunday comics―大長編SFコミックス)宇宙戦艦ヤマト (第1巻) (Sunday comics―大長編SFコミックス)
松本 零士

秋田書店 1975-07-20