思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

アーマーモデリング 2018年2月号』
☆☆☆★

ガルパン最終章1話』特集。先月末に出た『モデルグラフィックス』の特集と似て非なる内容。製作モデルは初登場の戦車は重複しているが、どの辺が違うかと言うと、資料面。マーク?をフィーチャーしたMGに対し、本誌はメール(うろ覚えなので違ったかも)。
今回から誌面リニューアルということで、新顔モデラーが多い。新紀元社でお馴染みの筆塗りモデラー秋元氏もその1人。田宮アクリルに水を「三割」足して塗る方法の紹介や、アクリジョンをメタルプライマー代わりに塗る等が秘訣。
筆塗りブーム到来なのか、ちっく斎藤氏もラッカーだが筆塗りのみで仕上げる方法を三回塗りのそれぞれの途中写真入りで紹介してくれているのがありがたい(これがなかったら、今月も買わなかったところだ)。
実質的な巻末第二特集は、ミニアートのT54の3バージョンを三人が競作。奇しくもウェザリングの度合いが軽、中、濃いと分かれているのが興味深い。次のロシアのミサイル戦車も、ほとんどマンガかITCメカのようで作ってみたくなるのだが、一万四千円もするのよね…。
リニューアルといって特に新連載はないのに、密かに終了したのが2つもある。新日本機甲は前号で予告されていたが、もうひとつは創刊から皆勤賞だったフィルのイギリスAFVプラモコーナーだ(もしかして「落ちた」だけ?)。資料(史料)には興味がない私には、「ラストオブカンプフグルッペ」が続いているほうが不可解なのだが…。
さらに個人的に、声優モデラー中村桜のエッセイで、彼女が1Kの部屋に住んでいる(狭い!)という意外な事実が明かされたのに驚き。