思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『ドラゴン・コップス』
☆☆☆

香港映画で、カンフーなら「ドラゴン」って安直なネーミング。
CGを多用した、コメディ刑事もの。
連続殺人事件を追う刑事3人組の一人がジェット・リーである。
ギャグははっきり行って滑ってるが、アクションはまずまず。<ウォン・フェイホン>シリーズのオマージュのようなシーンも色々ある。何しろ、ジェットの役名が同じフェイホンだからね(^_^;)
おまけに、新旧フェイホンの対決というサービス(明らかに本筋とは無関係)まである。
一応ミステリー的な犯人探しもあるが、犯人はチャウ・シンチー映画でおなじみのあの人物。確かに意外っちゃあ意外だわ(´д`)それまでのCGで暗雲が嗤う演出は何だったんだ。



魔法少女まどか・マギカ 新編 叛逆の物語』
☆☆☆☆
新編とあるが、テレビシリーズは見ていないが、同等の映画版である『前・後編』と対になる作品といえよう。
エピローグに当たる部分が少々長く、あっさり終わったほうが良かったのでは?それがなければスッキリして☆☆☆☆★くらいの評価だったのに。流石に『前・後編』ほどではないが……。あくまでもそれを追補するもので、単独では存在し得ない作品(当たり前だが)。

以下、ネタバレ

エピローグがなければ、『前・後編』が「神の誕生」、本作が「悪魔の誕生」という綺麗な対の関係になったのに。
さらに、本作の後に『前・後編』が来る、ウロボロス的な可能性もあったのに……。