思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『ラバランチュラ 全員出動!』
☆☆
完全にC級映画。アメリカのテレビ映画?というCGも安っぽく、出演者もパッとしない。
なんかアメリカの映画の格調は、黒人俳優の感じを見るとよくわかる気がする・・・。
火山が噴火すると、その中からクモが出てくる。なんで火山噴火とクモ型モンスターを一緒に出す、なんて誰が考えたんだ?という企画。
クモのディテールは、なんか黒いタラバガニみたい(^_^;)
不思議というか、手落ちなのは、クモのくせに、溶岩は吐くが、糸は吐かないし、巣も張らないのだ。



ヒルコ 妖怪ハンター
☆☆☆
80年代特撮? 沢田研二が主演で、どこがPG12相当?と思ったら、血は結構出るわ、首はちぎれるわ、と残酷描写が多い。とは言え、当時の世相としてはこれくらい普通(?)かな〜という感じもする。でも、あからさまに作り物なので、別に残酷さはないのだが・・・。
首がちぎれかける最中の描写があったのは珍しいかも。
特に昔を感じたのは、赤い照明。
主演は、大人の事情で沢田研二なのだろうが、実質的には今なら蛍雪次郎が妥当な感じの三枚目なのだ。
ケーブルの紹介では、意外な展開、という後半だが、まあ悪い意味では意外かなぁ・・・(´д`)
ラストのヒロインが宇宙に登ってゆくシーンは、『ビオランテ』の沢口靖子をしのぐ脱力っぷり。