思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)
牧野 修

角川書店 1999-12



情報がほとんどないまま見たので、ジャンルも何もよくわからなかったが、要するうに『男たちの挽歌』や『アンタッチャブル』みたいな裏社会の復讐もの?
キアヌ・リーブスがいわゆる「ナーメテーター(なめてた相手が殺人マシーン)」なのだが、その割に、序盤の終わりにそれが分かってからも、全然強そうに見えないのが難点か。アクションも、下手すると『マトリックス』よりも下手(に見える)かも。もちろん、ケレン味重視かつ一流のカンフー・マスターであるユアン・ウーピンの味付けと、本作のリアル指向の実践(特殊部隊?)的ガンアクションとは違うのはわかるのだが…。
銃撃戦のシーンでは『マトリックス』ばりのロックなBGMがかかったりするので、ますますハード路線なのか、アメコミばりのカッコ良い路線なのかが分からない。アメコミ原作なのかと思ってしまうくらい。
格闘技も使いつつ、最小限の攻撃(銃メイン)で相手の攻撃力を封じる(ほとんどが反撃を避けるために息の根をとめる)という戦い方は新鮮ではあった。
総合的に考えると、やっぱり香港映画だと思って見ると色々とすんなり見られる(納得できる)気がする。ドニー・イェンが主役なら良かったのに(´д`)

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ポニーキャニオン 2017-06-02