思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

モデルグラフィックス 2017年8月号』
☆☆☆☆★

表紙にも書かれている(!)ように、バーザムで約四十ページの特集という、(良い意味で?)異常な号。
なにせ色々なメーカーやスケールがあるわけではない。バンダイの144プラモがたったひとつだけなのだ。
だが、本特集では、アニメのバーザムの位置づけや、全立体商品など、まさにバーザムの全てが分かる。いや、知りたい人が世界に10人いるかどうかも甚だ怪しいが…。
しかし、長年というかKシグネチャーの時に知らされた股間の謎を、デザイナーの岡本氏に突撃してあっさり解決したことは貴重だ。
なぜあんなダサダサなデザインなのかも、分かった。となると、バーザムをマーク2の量産機と設定した人にある。バウンド・ドッグ的な試作機なら私もここまで嫌悪しなかったのに。
なお、本特集でも、3ページに渡って、バーザムのデザインをディスっている(異常なのが面白い、という書き方だが)のが溜飲が下がる(^_^;)
最近カトキメカの作例を連投中のクワ氏のリファインバーザムも素晴らしい。