『天皇畏るべし』
☆☆☆★
日本人にとって、天皇とはいかなるものか。キリスト教的な神と等しい、とあるが、なぜそうなるのかはなかなか明かされない。最後まで読んでも分からないくらいだ(^_^;)
実に分かりやすい文章だが、内容は一読よく分からない。考えれば理解できるのだが……。
そもそもが、我々の常識とは異なるので、ピンと来ないのかもしれない。我々の常識とは、東京裁判史観だけでなく、右翼的な、天皇は無条件で至高の存在である、というのともちと異なるのだ。
「合衆国(略)は、直訳すると国家連合」
「「権利は正しい」故に、誰が、何時、何処ででも、自分の権利を主張する事が出来る。」
これから、自衛権はあるが行使できない、というのがいかにナンセンスか分かるだろう。
天皇畏るべし 日本の夜明け、天皇は神であった 小室 直樹 ビジネス社 2016-04-30 |