思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

出口治明『部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書 「ブレーイング・マネージャー」になってはいけない』

「「権限は、一度与えたら、あとから取り戻すことはできない」
「職責上位者だからといって、オールマイティではない」
「上司は、部下の権限を代行できない(不在時は除く)」」

「・丸投げ……指示があいまい。「何でもいいから、適当にやっておいてくれ」
・任せる……指示が明確。権限の範囲が明確。「キミにはこういう権限を与えるので、こういう結果を出してほしい」」

「「仕事を任せる」ときは、「与えた権限の中で、部下にめいっぱい考えさせること」が必要です。安易に相談に乗ったり、すぐに答えを教えたり、すぐに上司が手直しをするようでは、部下を育てることはできません」

「人には、「得意・不得意」「向き・不向き」があります。(略)極論すれば、苦手は、克服しない。苦手なものは、誰かに補ってもらう。(略)チームは、そのためにあるのです。」