2011-06-02 ■ 読んだ順番からすると『シャドウ』を思い浮かべた。主人公が小学生だから、ということだけなのかもしれないが。 執拗なまでのどんでん返しは、連城三紀彦を思わせる。伏線が全くない、という点においても同じである。 ただ、私のようにどんでん返しが好きな人には大いに楽しめるだろう。向日葵の咲かない夏道尾 秀介 新潮社 2005-11