思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

読んだ順番からすると『シャドウ』を思い浮かべた。主人公が小学生だから、ということだけなのかもしれないが。
執拗なまでのどんでん返しは、連城三紀彦を思わせる。伏線が全くない、という点においても同じである。
ただ、私のようにどんでん返しが好きな人には大いに楽しめるだろう。

向日葵の咲かない夏向日葵の咲かない夏
道尾 秀介

新潮社 2005-11