思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

2022-05-04から1日間の記事一覧

『鯨と斗う男』☆☆☆東映チャンネル案件。昭和末くらいの作品かと思ったら、占領下のモノクロ映画。でも、特に日中の屋外シーンはシャープな映像で、実際の景色(自分の目で見たカラー)が想像できる。 捕鯨会社の話だから、そりゃ、現在は封印されても仕方な…

『最強殺し屋伝説国岡』☆☆☆『ある用務員』で主人公のカレシ役だったのはこの人だったのか。 闇の殺し屋会社があり、そことフリーの契約をしている国岡という男に密着したドキュメンタリー、という設定のフェイクドキュメンタリー。 良くも悪くも、まるで青年…

『2度目の会話が続きません』野口敬 ☆☆☆ サンクチュアリ出版「意識的に映像を思い浮かべる練習をしていないと、自分に興味のない話、知識のない話の場合には映像化していないことが多いのです。だから、話にリアリティが持てず、余計に興味が持てなくなって…

柴田昌治『なんとか会社を変えてやろう』を読む印象に残ったところ「同じ問題でも、それぞれの見方や立場で、見えている絵がまったく違っていたりします。」 「トヨタ生産方式には、改善のシステムを回していくために、現場の人たちを「困らせる仕組み」が…

騙し絵の牙 補足

 ☆☆☆☆感想動画をいくつか見た上で、そことは違う視点からの感想など。 主役は大泉洋だとみんな断言してるし、エンドクレジットも大泉洋から始まるけど、主役は松岡未憂演じる若手編集の高田でしょ? ちょうど『吼えろペン』の炎尾と英雄の関係だ。じつは炎…

潜水艦事典 追記

 知らなかったというか、ほとんどの人が誤解しているであろうこと。 魚雷は、洋上艦の船底の直下で爆発するのが最大の破壊力を発揮する。 爆発した時に衝撃波で船体をへの字に下から押し上げ、真空(低圧)になった部分に周囲から水が一気に集まることで、…