思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『アーマーモデリング 2016年10月号』 ☆☆☆★特集は世界のMBTということで、世界各国の最新戦車を紹介。アリエテなんて、刊行時まで知らなかった(^_^;) 時代別の主要キット入りの見開き解説も丸。各車両の解説はもちろん、スラットアーマーやトロフィーも。そ…

『アーマーモデリング 2016年11月号』 ☆☆☆☆履帯特集。数年前のものと勝るとも劣らない内容。何といっても、履帯のみキット(アフターパーツ)がモデルカステン以外にも非常に充実した(前回は、発売されているのに紹介されなかっただけかもしれないが…)のが…

『アーマーモデリング 2015年10月号』 ☆☆☆☆戦後ドイツ戦車特集。銀(特色)背景による表紙のデザインともども、「モデルグラフィックス」っぽい。 レオパルト1の試作型から最新の2A6まで網羅しているのは当然として、空挺装甲車から2000自走砲までフォロー…

『アーマーモデリング2011年12月号』 ☆☆☆☆特集は、超級モデラー・高石のスタイルを解剖する、というもの。 技法ではなくスタイルと書いたのは、そもそもどういう意識で製作されているのか?というところから解説されているから。連載コーナーの受け取り方に…

『アーマーモデリング 2012年8月号』 ☆☆☆☆メルカバ特集の第三弾(二号連続の二回め)。 表紙にもなっている高木あずさ嬢のボビーボスのマーク3Dが素晴らしい。いかに岡プロ監修とは言え。(女流トップモデラーでは?現在は遠ざかっているのが残念) 今回も…

『浜村渚の計算ノート(7)』 ☆☆☆私的には、ストーリー部分は流し読みで、数学蘊蓄/クイズ部分だけ普通に読めば十分楽しめる。 なお、全体としては小学校高学年くらいの人が読むラノベとしては実に面白そうに出来ている(『ズッコケ三人組』とか名前うろ覚…

『アーマーモデリング 2011年3月号』 ☆☆☆☆★表紙が『バサラ戦車隊』だが、いつも通りの連載があるだけなので注意。特集は、エースモデラーによるティーガー1のリレーモデリング。基本工作は岡プロ。エッチング製作はTakumi明春、迷彩は吉岡和哉、筆ムラ味付…

『ガンダムエース5月号』ブグのカトキ画稿が格好良すぎ。特に肘周りの機械っぽさがたまらん…。オリジン、MSD含めても最高(*^_^*) プラモ作りたくなるなぁ…。 ランバ・ラル専用カラーの検討案も興味深い。MSVカラーのほうはまあ念のため的な試行だと思うけど…

『壁の男』 ☆☆☆★抜群のリーダビリティとどんでん返しの切れ味。推理「小説」としては、連城三紀彦とならぶ名手。 だが、本作においては本格成分はかなり少なめ。まるで宮部みゆきのようだ。作者の他の作品では『笑う男』(微笑む人だっけ?)に近い。 とある…

『「偶然」と「運」の科学』 ☆☆☆★原題は「chance」その副題のほうが邦題になっている。 イギリスの科学周辺の研究者による、各専門分野のエッセイ。要するに宇宙論からギャンブル、生物学に裁判まで、なんでもあり。 一応偶然とかランダムとは何か、というテ…

『QED ~flumen~月夜見』高田崇史 ☆☆☆★終わった筈なのにまだ続いていると言う、嬉しいような残念なようなシリーズ。今回は月読命がテーマ。 例によって現代の殺人事件は付け足しなので、関裕二的な、作者独自の歴史解釈を堪能するのが眼目。 殺人者や地元民の…

『アーマーモデリング 2005年4月号』 ☆☆☆☆ 何か4月号に面白い特集が多い気がするのは気のせいか…。 1/48特集。その前後にも、ビッグスケール、ミニスケールの特集は何回かあったが、ヨンパチ限定は唯一無二。 その後も、現在まで度々出没するヨンパチ先生は…

『アーマーモデリング 2010年4月号』 ☆☆☆☆★「愛すべき『B級プラモ』の世界」は、歴代の特集の中でも、文句なしに12を争う珍企画。 …だが、それがいい。東欧メーカーの一筋縄ではいかない、問題点の多いが、妙な魅力あふれるプラモと、その制作上の注意点を…

『アーマーモデリング 2010年2月号』 ☆☆☆★この時期の本誌は、特集が巻末にあるのが特徴。前後にも何度となくやっているフィギュア特集だが、今回がもっとも体系的かつ総合的。 中でも、自分が目指す仕上がりに合った塗料を選択しないと、いたずらに高い技術…

『トコトンやさしい船舶工学の本』 ☆☆☆「戦艦大和のトン数は基準排水量、タンカーのトン数は載貨重量、客船のトン数は総トン数と呼ばれるもので(略)意味は違います。基準排水量は船の重さ、載貨重量は船が積める貨物の重さ、総トン数は船内容積を表してい…

『右翼の掟 公安警察の真実』 ☆☆☆『オペレーション・ローズダスト』で主人公が公安だったので、公安とは何ぞや?という意味で読んでみた。右翼どうこうよりも、副題のほうが眼目。公安の本って、あまりないのだ。 ただし、何作か読んだミステリー/謀略小説…

『銀河英雄伝説(5)』 ラインハルトの左腕となる二人組・ミッターマイヤーとロイエンタールが登場。やはり、人間ドラマとなると、コマが過剰に大きい(少ない)のが気になる。それはつまり、費やすページ数に対して展開が遅いということ。 戦艦が登場するシー…

『暗算力を身につける』栗田哲也 ☆☆☆正確には挫折本になるのかもしれない。内容的に半分以上が実用書だからだ。 2ページ単位で、暗算力を鍛えるための考え方と、練習問題が片手で数えるほど乗っている。 小学校レベルの四則演算から、日常ではまず不要な中…

『バスタード!(22)』 ☆☆☆ 完全にアニメ系絵に以降。衣谷遊とか寺田克之の影響も。そういうパロディ的要素と、異常な描き込みの背景とエフェクトが乖離しているような…。ストーリーも、あってないようなもの。正確には、設定とかいろいろ書いているが、進…

『それが映画をダメにする』 ☆☆☆★ブログをベースにしたもの。 映画の「紹介/宣伝文」ではなく、ダメな部分はダメ、と書いてある貴重な本。 特に「マンガ原作の映画は何故ダメダメなものがほとんどなのか?」などは具体的な監督や作品名と共に挙げられており…

『バスタード!(21)』 ☆☆★せっかく持ち直したと思ったら、またダメダメに。いきなり何の意味もなくセックス&顔射(@_@)『えの素』的に描くという逃げはあるものの、少年誌としてはアウトだろう(もしかすると単行本の書き足しかもしれないが)。 その後は…

再読。 以前読んだ時は、実際にプラモを作り始めて(再開して)いなかったので、いざ、自分でやってみると、本書の内容がどれだけ実践的か分かった。 特に表面処理やエッジ出しなど、「プロでもここまでやらない」とある意味が分かる。 特に細かい工具の使い…