思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『浜村渚の計算ノート(5)』 ☆☆☆★『遊星よりの問題X』☆☆☆★ 魔法陣がテーマ。トラブルをリカバリーするドンデン返しが面白い。『鳩の巣が足りなくても』☆☆☆☆ ちょこちょこ数学の本もかじってるつもりだが、鳩の巣理論なんて、聞いたこともないか、全く記憶に…

布施直春『小さな会社の労働基準法と就業規則』「パートタイマーにも「雇用保険」は適用(略)一週間の所定労働時間が20時間以上で、おおむね年収90万円以上が見込まれる者は、被保険者としなければならない。」「民間企業(従業員56人以上)は、法定雇用率…

『食品の裏側』安倍司 ☆☆☆☆★ 東洋経済新聞社「添加物の見方・買い方は(略)添加物の「物質名」や「危険度」を無理に勉強して覚える必要はないと思っています。 「素朴な疑問」を持って、商品の「裏」にある「原材料表示」をよく見て、常識の範囲内で判断す…

久恒啓一『タテの会議 ヨコの会議』「数字のチェックの会議ではなく、プロセスをチェックする会議だったそうです。(略)本来、営業会議のような目標を管理する会議は、その数値はともかく、「何をしたか」を管理する会議でなければなりません。どの顧客に会…

『朝日新聞がなくなる日』宮崎正弘 ☆☆☆★政権交替で鳩山政権ができたあとに出ていた本。 半分は三橋氏の『マスゴミ崩壊』と同様の(ただし、アメリカを中心とした世界のマスコミ情報が多い)マスコミの断末魔の現状。 後半は、著者の真骨頂である世界情勢につ…

『これはペンです』 ☆☆☆★これまで読んだ中では、まだ読めるほうかな…。『これはペンです』☆☆☆★文章を自動生成する機械または方法を使って書かれた叔父からの手紙。それを受け取る姪の手記、という体裁なのだが、科学的あるいはSF的与太話である。 土屋賢二の…

ジャン=フランソワ・マンゾーニ&ジャン・ルイ・バルスー『よい上司ほど部下をダメにする』『自分でやったほうが早い病』に近い内容だが、ちょっと違う。「「できない部下」のマネジメントやその成績の向上は容易ではなく、失敗に終わることが多いと個人も…

『2』野崎まど ☆☆☆☆☆ついに野崎まどがやった。普通に秀作だった『「映」アムリタ』の上を行く作品を作り上げたのだ。 それだけなら「ついにやった」などとは書かない。これまでに書かれた『舞面…』から『パーフェクトフレンド』までの要素、登場キャラを総…

堀口敬『儲かる工場のしくみ』主に製造業の原価管理について書かれた本。「「管理したいデータを掲示板に貼ることが見える化!」と勘違いしている工場が多いようです。そんな工場では、古くなって誰も見ないグラフまで貼りっぱなしになっているので、掲示板…

沖本るり子『リーダーは話を一分以内にまとめなさい』 「仕事の進め方について心配になり、口出ししたくなる部分も出てくるかもしれません。しかしそこはグッとこらえて、部下からアドバイスを求められのを待ちましょう。(略)それがないうちは、こちらがど…

近江堅一&近江良和『トヨタに学びたければトヨタを忘れろ 改善の“気づき”養成力』中小メーカーとして具体例として挙げられているのは、基本的に機械や部品を作るメーカー。このあたりの改善なら、簡単にできる……と思えてしかたない。我が社のほうがより高い…

『スター・ウォーズ デス・スター(下)』 ☆☆★これだけ読み終えて何も残らない作品もあまりないかも(ま、純文学ならいくらでもありそうだけど、あまり読んでないし)。 改めて、どんな話が読みたかったかと考えてみると、超巨大建造物を作るための資材調達…

『スター・ウォーズ デス・スター(上)』 ☆☆☆★久々の(スローン提督とかの話だから、もしかして20年ぶりくらいかも?)『スター・ウォーズ』小説(あ、エピソード1の時期にもノベライズとかは読んだかな?)。 10人くらいの視点から、デス・スター建造を描…