思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『アップルシード(4)』☆☆☆★この巻まで来ると普通に読めるようになる。線もデザインも巧くなっている。いしかわじゅんが『キン肉マン』を評した言葉を借りるなら、「巧くなっていくのが分かるお得なマンガだなあ」ということになる。 この巻になると立法院…

古谷誠『日本一やさしい5Sの学校』「5Sの本来の目的とは(略)企業生き残りの基礎です」「使ったものを戻す際に、物を持って置き場へ手を伸ばしたときに、大体の勘で戻せるくらいに物の置き場の間口を大きくします。(略)戻す場所の間口を大きくすると「戻…

小室淑恵『チームを動かすリーダー術』基本的にホワイトカラーというか、営業や事務仕事向けなので、製造業ではマニュアル休暇として4日も順番に休むことなど不可能に思えるが…。「リーダーの大切な素質のひとつが「性善説」の思考です。 前述のメンバー同…

黒岩禅『「最高のチーム」をつくるシンプルな仕掛け』以前は「北風のマネジメント」でツタヤ全国一になった人が、改心して(?)「太陽のマネジメント」でも日本一になった。そういう人の書くものだから、両方の人の心理が納得できて説得力がある。「「うち…

小宮一慶『ビジネスマンのための「解決力」養成講座』「1現状を客観的に把握するために、できうる限りの情報を収集し、分析するまで、結論を急がない。 2「事実」と「仮定」を分けて考える。 3情報を論理的に分析して結果もまた、ひとつの「仮説」として…

『ゴジラ』 ☆☆☆★やっぱり長い。約二時間だが、プロットを変えずとも、30分は切れるし、切った方が良くなる。肝腎のサンフランシスコでの怪獣バトルで眠くなるってたのはどういうわけだ…?! プロットで良かったのはゴジラかと思わせて、序盤の被害はムートーの…

『深紅の碑文(下)』 ☆☆☆★林譲治が書いた、と言われても何の疑いも抱かないだろうなあ…という感じの作品だった。宇宙船を飛ばすパートに関しては、機島慎司や野尻抱介っぽさもあったりするが、何よりすごいのは、終わっても何も起きないことだ(^_^;) これだ…

伊東明『そのやり方では、もう部下はついてこない! 指導・育成の新ルール33』「「あいつはゆとり世代だ」という思い込みが頭のなかにあると、その部下の好ましくない言動ばかり選び出して、「だからやっぱりゆとり世代はダメなんだ」と判断するようになりま…

『インシテミル』 ☆☆☆★映画は以前観ていて、「ま、ゲーム的設定のミステリーサスペンス。こんなもんかなあ…」という感じだった。 この原作は、犯人とか、基本的には大きな違いはないようだ。ただ、主人公が「監獄」に入れられたかどうかは覚えてない。 最も…